局所作用を目的とした製剤はどれか。2つ選べ。
- ブプレノルフィン塩酸塩坐剤
- バンコマイシン塩酸塩散
- デスモプレシン酢酸塩水和物点鼻液
- ブデソニド吸入液
- ツロブテロール貼付剤
局所作用を目的とした製剤はどれか。2つ選べ。
解答 解説 1 全身作用を目的とした製剤 2 局所作用を目的とした製剤 3 全身作用を目的とした製剤 4 局所作用を目的とした製剤 5 全身作用を目的とした製剤解答・解説
2、4
薬剤には、全身作用を示すものと局所作用を示すものがある。全身作用と局所作用の概要を以下に示す。
・全身作用:有効成分が循環血液中に移行して標的部位に達し作用を発現する
・局所作用:有効成分が循環血液中に移行せず適用部位で作用を発現する
ブプレノルフィン塩酸塩坐剤は、直腸から吸収されて循環血液中に移行し、中枢神経系に到達して作用を発現する。
バンコマイシン塩酸塩散は、ほとんど消化管から吸収されることなく、消化管で作用を示す。
デスモプレシン酢酸塩水和物点鼻液は、鼻粘膜から吸収されて循環血液中に移行し、腎に到達して作用を発現する。
ブテゾニド吸入液は、ほとんど吸収されることなく気道において抗炎症作用を示す。
ツロブテロール貼付剤は、皮膚から吸収されて循環血液中に移行し、気道平滑筋に到達して作用を発現する。
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[…] 第99回 問179 […]