薬物の経口吸収動態についての記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- インドメタシンファルネシルは、高脂防食を摂取した後に服用すると、脂肪成分と結合するため、吸収量が減少する。
- リファンピシンの反復投与により、小腸上皮細胞のP−糖タンパク質の発現が誘導され、ジゴキシンの吸収量が増大する。
- リボフラビンは、十二指腸付近のトランスポーターにより吸収されるので、プロパンテリン臭化物の併用により吸収量が増大する。
- セファレキシンの吸収は、ペプチドトランスポーターPEPT1を介したNa+との共輸送により行われる。
- グリセオフルビンは、その粒子径が小さいほど有効表面積が大きく、溶解が速いため、吸収速度が大きい。