第99回薬剤師国家試験　問151

解答
1、3

解説
１　正
細胞膜受容体には、以下に示す3つの型が存在する。
・Gタンパク質共役型（7回膜貫通型）
・イオンチャネル内蔵型（4〜5回膜貫通型）
・酵素活性内蔵型（１回膜貫通型）

２　誤
神経筋接合部に存在するニコチン性アセチルコリン受容体（N_N受容体）は、イオンチャネル（Na^＋チャネル）内蔵型である。

３　正
血管内皮増殖因子（VEGF）受容体は、酵素活性内蔵型（チロシンキナーゼ型）受容体であり、1回膜貫通型である。

４　誤
心房性ナトリウム利尿ペプチド（ANP）受容体は、酵素活性内蔵型（膜結合性グアニル酸シクラーゼ型）であり、1回膜貫通型である。

５　誤
サントカイン受容体は、核内ではなく細胞表面に存在する。