核酸合成を阻害し、抗真菌作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- ナイスタチン
- フルシトシン
- ミカファンギン
- ミコナゾール
- テルビナフィン
核酸合成を阻害し、抗真菌作用を示すのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
1 誤
ナイスタチンは、真菌細胞膜の構成成分であるエルゴステロールに結合することにより、膜機能を障害する。
フルシトシンは、真菌内に取り込まれ、5-フルオロウラシルとなりチミジル酸合成酵素を阻害することで、核酸合成を抑制する。
ミカファンギンは、真菌細胞壁を構成するβ−1,3−D-グルカンの生合成を阻害する。
ミコナゾールは、ラノステロールのC-14脱メチル酵素を阻害することで、真菌細胞膜の構成成分であるエルゴステロールの生合成を抑制する。
テルビナフィンは、スクアレンエポキシダーゼを阻害することで、真菌細胞膜の構成成分であるエルゴステロールの生合成を抑制する。
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