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第98回薬剤師国家試験 問30

ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により、抗パーキンソン病作用を示すのはどれか。1つ選べ。

  1. アマンタジン
  2. トリヘキシフェニジル
  3. セレギリン
  4. エンタカポン
  5. ブロモクリプチン

解答・解説

解答
2

解説
ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により、抗パーキンソン病作用を示すのは、トリヘキシフェニジルである。トリヘキシフェニジルは中枢性抗コリン薬であり、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断することにより抗パーキンンソン病作用を示す。

1 誤
アマンタジンは、ドパミン作動性神経終末からドパミンの遊離を促進し、抗パーキンソン病作用を示す。

2 正

3 誤
セレギリンは、B型モノアミンオキシダーゼを阻害することにより、中枢内ドパミン濃度を増大させ、抗パーキンソン病作用を示す。

4 誤
エンタカポンは、カテコール−O−メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害することにより、レボドパの中枢移行性を増大させ、抗パーキンソン病作用を示す。

5 誤
ブロモクリプチンは、中枢のD2受容体を直接刺激することで、抗パーキンソン病作用を示す。

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