ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により、抗パーキンソン病作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- アマンタジン
- トリヘキシフェニジル
- セレギリン
- エンタカポン
- ブロモクリプチン

ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により、抗パーキンソン病作用を示すのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により、抗パーキンソン病作用を示すのは、トリヘキシフェニジルである。トリヘキシフェニジルは中枢性抗コリン薬であり、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断することにより抗パーキンンソン病作用を示す。
1 誤
アマンタジンは、ドパミン作動性神経終末からドパミンの遊離を促進し、抗パーキンソン病作用を示す。
セレギリンは、B型モノアミンオキシダーゼを阻害することにより、中枢内ドパミン濃度を増大させ、抗パーキンソン病作用を示す。
エンタカポンは、カテコール−O−メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害することにより、レボドパの中枢移行性を増大させ、抗パーキンソン病作用を示す。
ブロモクリプチンは、中枢のD2受容体を直接刺激することで、抗パーキンソン病作用を示す。
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