コリンエステラーゼを可逆的に阻害するのはどれか。1つ選べ。
- アトロピン
- カルバコール
- エドロホニウム
- ブチルスコポラミン
- プラリドキシム(PAM)
コリンエステラーゼを可逆的に阻害するのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
3
1 誤
アトロピンは、抗コリン薬であり、ムスカリン受容体遮断作用を有する。
カルバコールは、コリン作動薬であり、ムスカリン受容体刺激作用を有する。
エドロホニウムは、コリンエステラーゼ阻害薬であり、コリンエステラーゼの陰性部にのみに結合することで、コリンエステラーゼを可逆的に阻害する。また、骨格筋に存在するニコチン性アセチルコリンNM受容体刺激作用も有する。
ブチルスコポラミンは、抗コリン薬であり、ムスカリン受容体遮断作用を有する。
プラリドキシム(PAM)は、コリンエステラーゼのエステル水解部から有機リン化合物を解離させることで、コリンエステラーゼを再賦活化させる。
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