電離放射線の人体影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 影響は、確定的影響と確率的影響とに分けることができる。
- 確定的影響には、しきい値が存在しない。
- 等価線量は、人体への被曝線量を評価するために用いられる。
- 酸素効果とは、酸素の存在により放射線の影響が減弱されることである。
- 脂肪組織は、骨髄組織と同程度の感受性を示す。
電離放射線の人体影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
1、3
1 正
電離放射線の人体に対する影響は、確定的影響と確率的影響に分類することができる。
確定的影響には、しきい値が存在する。確定的影響においては、しきい値以上の線量の被曝により生体への影響が発生し、受ける線量が多くなるほど障害の大きさが増大する。
人体への被曝線量を評価するためには、等価線量や実効線量が用いられる。
酸素効果とは、酸素の存在により放射線の影響が増大されることである。
脂肪組織に比べ、骨髄組織は放射線感受性が高い。
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