アルツハイマー病の病態として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 急激に発症する。
- 安静時振戦が現れる。
- まだら認知症を呈する。
- 幻視がみられる。
- 初期には短期記憶が障害される。

アルツハイマー病の病態として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
5
1 誤
アルツハイマー病では、認知障害などの症状が緩徐に発症する。
アルツハイマー病では、安静時振戦が認められることはない。なお、安静時振戦はパーキンソン病で多くみられる症状である。
アルツハイマー病では、まだら認知症を呈することはない。なお、まだら認知症は、脳血管性認知症でみられる症状であり、脳の血流の状態の善し悪しによって、同じ事をしてもできる時と、できない時が繰り返し起きたりする。
アルツハイマー病では、幻視がみられることはない。なお、幻視がみられるのは、主にレビー小体型認知症である。
アルツハイマー病は、初期には短期記憶の障害などの精神神経症状があらわれ、後期には無言や寝たきりなどの運動症状を呈する。
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