消毒薬の説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- グルタラールは、医療器具の消毒に使用できる。
- ポピドンヨードは、皮膚や創傷面の消毒に使用できる。
- ベンザルコニウム塩化物は、口腔内の消毒に使用できる。
- 消毒用エタノールは、芽胞を形成した細菌に対して有効である。
- 次亜塩素酸ナトリウムは、B型肝炎ウイルスに有効である。
消毒薬の説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正しい 3 正しい 4 誤っている 5 正しい解答・解説
4
1 正しい
グルタラールは、種々の材質(金属製、ゴム製、プラスチックなど)に腐食性を有しないため、医療機器の消毒に使用できる。なお、グルタラールは毒性が強いため、人体の消毒に使用できない。
ポビドンヨードは、皮膚・粘膜の創傷面、熱傷、感染部位の消毒、手指・皮膚の消毒に使用できる。なお、ポビドンヨードは酸化作用を有するため、医療機器の消毒に使用できない。
ベンザルコニウム塩化物は、粘膜の消毒に用いられるため、口腔内の消毒に使用できる。
消毒用エタノールは、芽胞を形成した細菌に対して効果が認められていない。
次亜塩素酸ナトリウムは、消毒作用が強く、B型肝炎ウイルス(HBV)に対しても有効である。
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