日本薬局方の製剤試験法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 注射剤の採取容量試験法は、内容物が容器に表示量どおりに正確に充てんされていることを確認する試験法である。
- 点眼剤の不溶性異物検査法は、不溶性異物の大きさ及び数を測定する方法である。
- 眼軟膏剤には、無菌試験法が適用される。
- 軟膏剤には、鉱油試験法は適用されない。
日本薬局方の製剤試験法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 正解答・解説
3、4
1 誤
注射剤の採取容量試験法は、表示量よりやや過剰に採取できる量が容器に充てんされていることを確認する試験法である。
点眼剤の不溶性異物検査法は、点眼剤中の不溶性異物の有無を調べる方法である。なお、点眼剤の不溶性微粒子試験法は、点眼液中の不溶性微粒子の大きさ及び数を確認する方法である。
無菌試験法が適用される製剤には、眼軟膏剤、点眼剤、注射剤などがある。
軟膏剤には、鉱油試験法は適用されない。鉱油試験法は、注射剤及び点眼剤に用いる非水性溶剤(植物油)中の鉱油を試験する方法である。
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[…] 第97回 問180 […]