第97回薬剤師国家試験

第97回薬剤師国家試験 問115

第97回薬剤師国家試験 問115

酵素に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

 酵素は、反応に必要な活性化エネルギーを低下させ、反応速度を増加させる。
 ミカエリス(Michaelis)定数が小さいほど、基質と酵素との親和性が高い。
 最適pHとは、酵素活性が最大になる反応系のpHのことである。
 酵素は、競合阻害剤と不可逆的に結合して活性が阻害される。
 酵素活性に必須の因子(補因子)の中には、酵素と共有結合しているものがある。

 

 

 

 

 

解答・解説

解答

4


解説

1 正しい
酵素は、触媒として作用し、反応に必要な活性化エネルギーを低下させ、反応速度を増加させる。
2 正しい
ミカエリス(Michaelis)定数(Km)とは、酵素と基質の解離定数のことであり、Kmが小さいほど酵素と基質の親和性が高い。
3 正しい
酵素活性は、pH、温度の影響を受けて変化する。最適pHとは、酵素活性が最大になるpHのことであり、至適温度とは、酵素活性が最大となる温度のことである。
4 誤っている
競合阻害剤は、酵素分子と可逆的に結合することにより酵素活性を阻害する可逆的阻害剤である。よって、酵素は、競合的阻害剤と可逆的に結合して活性が阻害される。
5 正しい
酵素活性に必須の因子(補因子)には、補酵素と補欠分子族が存在する。その中でも、補欠分子族は酵素と共有結合することにより酵素活性を増大させる。

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