生理活性物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- グルカゴンは、糖新生及びグリコーゲン分解を抑制する。
- 副腎皮質において、ステロイドホルモンは、コレステロールから産生される。
- トリヨードチロニン(T3)は、チロキシン(T4)より甲状腺ホルモン受容体活性化作用が弱い。
- インスリンは、アミノ酸の細胞内への取り込みを促進し、タンパク質合成を促進する。
生理活性物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
グルカゴンは、低血糖時に膵臓のランゲルハンス島A細胞から分泌されるホルモンであり、糖新生及びグリコーゲン分解を促進する。
副腎皮質の球状層ではアルドステロン、束状層ではコルチゾール、網状層ではアンドロゲンが合成される。
トリヨードチロニン(T3)は、チロキシン(T4)より甲状腺ホルモン受容体活性化作用が強い。
インスリンは、膵臓のランゲルハンス島B細胞から分泌されるホルモンであり、アミノ酸の細胞内への取り込みを促進し、タンパク質合成を促進する。また、肝臓や脂肪組織の脂肪合成を促進するとともに、脂肪分解抑制作用を示す。
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