生体内のイオンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 小胞体は、Ca2+貯蔵部位として機能している。
- 細胞内Ca2+は、カルシウム結合タンパク質を介して作用を発現する。
- 血漿中などの細胞外Ca2+濃度は、約0.3 mmol/Lであるが、細胞内ではそれより極めて低い濃度に維持されている。
- 細胞外のK+濃度は、ATPの水解エネルギーを利用して、細胞内に比べて高く保たれている。
生体内のイオンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
小胞体は、Ca2+貯蔵部位であり、Ca2+シグナル伝達時に働く。
細胞内Ca2+は、カルシウム結合タンパク質(カルモジュリン、トロポニンCなど)を介して作用を発現する。
血漿中などの細胞外Ca2+濃度は、約1〜2mmol/Lであるが、細胞内ではそれより極めて低い濃度に維持されている。
細胞外のK+濃度は、ATPの水解エネルギーを利用して、細胞内に比べて低く保たれている。
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