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第96回薬剤師国家試験 問54(基礎薬学) 遺伝子の翻訳

遺伝子の翻訳に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成される。
  2. 大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、ATP結合タンパク質である。
  3. 終止コドンは3種類存在する。
  4. サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのPサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。

解答・解説

解答
1、3

解説
1 正
リボソームはrRNAとタンパク質の複合体であり、小サブユニットと大サブユニットの2つのサブユニットから成り、タンパク質合成に関わる。真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成され、原核細胞のリボソームは、30Sとの50Sサブユニットから成る。

2 誤
大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、GTP結合タンパク質である。

3 正
終止コドンは3種類(UAA、UAG、UGA)存在する。

4 誤
サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのAサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。

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