HOME > 第96回薬剤師国家試験 > 第96回薬剤師国家試験 第96回薬剤師国家試験 問54(基礎薬学) 遺伝子の翻訳 2023年1月19日 遺伝子の翻訳に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成される。 大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、ATP結合タンパク質である。 終止コドンは3種類存在する。 サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのPサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。 解答・解説 解答 1、3 解説 1 正 リボソームはrRNAとタンパク質の複合体であり、小サブユニットと大サブユニットの2つのサブユニットから成り、タンパク質合成に関わる。真核細胞のリボソームは、40 Sと60 Sのサブユニットから構成され、原核細胞のリボソームは、30Sとの50Sサブユニットから成る。 2 誤 大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、GTP結合タンパク質である。 3 正 終止コドンは3種類(UAA、UAG、UGA)存在する。 4 誤 サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのAサイトにアミノ酸を運ぶtRNAである。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第96回薬剤師国家試験