感染症と免疫応答に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 細菌表面にオプソニンが結合すると、マクロファージや好中球による貪食が促進される。
- アナフィラトキシンは、マスト細胞(肥満細胞)や好中球の脱顆粒を誘導し、炎症性化学伝達物質を遊離させる。
- 細菌侵入の局所に最初に集積する細胞は、リンパ球である。
- 感染時にマクロファージから産生される主なサイトカインは、インターロイキン-1(IL-1)と腫瘍壊死因子α(TNFα)である。
感染症と免疫応答に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正解答・解説
1、4
1 正
オプソニンとは、微生物、異物粒子に結合し、貪食細胞の食作用を促す血清中のタンパク質(IgM、IgG、補体など)のことであり、細菌表面にオプソニンが結合すると、マクロファージや好中球による貪食が促進される。
アナフィラトキシンは、マスト細胞(肥満細胞)や好塩基球の脱顆粒を誘導し、炎症性化学伝達物質(ケミカルメディエーター)を遊離させる。
細菌侵入の局所に最初に集積する細胞は、好中球、マクロファージなどの貪食細胞である。
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