呼吸器の機能に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 気道には気道横紋筋があり、気道径はこの筋の収縮により変動する。
- 気管や気管支の壁の粘液の大部分は、唾液由来である。
- 外呼吸を担う組織である肺では、酸素と二酸化炭素のガス交換が行われている。
- 肺胞には貪食作用の強い肺胞マクロファージが存在し、細菌や異物の処理を行っている。
- 気道の粘膜上皮にある線毛は、異物を輸送し気道外へ排出している。
呼吸器の機能に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解説 2 誤っている 3 正しい 4 正しい 5 正しい解答・解説
解答
1、2
1 誤っている
気道を構成している筋肉は平滑筋であり、その収縮により気道径は小さく、弛緩により気道径は大きくなる。
気管や気管支壁の粘液の大部分は、気管支腺由来である。
肺胞内部には肺胞上皮細胞(Ⅰ型肺胞上皮細胞、Ⅱ型肺胞上皮細胞)が存在し、Ⅰ型肺胞上皮細胞では、ガスの交換が行われ、Ⅱ型肺胞上皮細胞では、肺サーファクタントの分泌が行われている。
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