核酸の構造と性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- DNAには2-デオキシリボースが、RNAにはリボースが含まれる。
- DNA及びRNAを構成する塩基のうち、アデニン、グアニン、シトシンはDNAとRNAの両者に共通であり、残りの1種類はDNAではウラシル、RNAではチミンである。
- DNAの熱変性は、分子内ホスホジエステル結合の加水分解による。
- 細菌内に存在するプラスミドは、環状構造をしたDNAである。
核酸の構造と性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正解答・解説
1、4
1 正
DNA及びRNAを構成する塩基のうち、アデニン、グアニン、シトシンはDNAとRNAの両者に共通であり、残りの1種類はDNAではチミン、RNAではウラシルである。
DNAの熱による変性は、相補的な塩基同士の水素結合が切断されることにより起こる。
プラスミドは、細菌の染色体とは物理的に独立した染色体外遺伝子であり、染色体外で自己複製する小型の環状構造をしたDNAである。
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