骨格筋に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 骨格筋の筋小胞体は、Ca2+を放出又は取り込んで、筋原繊維の収縮・弛緩を制御する。
- 骨格筋の横行小管の脱分極は、筋小胞体の終末槽に情報を伝え、Ca2+を放出させる。
- 骨格筋細胞内のCa2+濃度が上昇すると、Ca2+はアクチンに結合して収縮を起こす。
- 骨格筋細胞内に放出されたCa2+は、筋小胞体膜にあるCa2+チャネルによって再び筋小胞体に取り込まれる。
骨格筋に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
筋小胞体は、筋肉が収縮する際、Ca2+を細胞内に放出し、筋肉が弛緩する際、Ca2+を回収する細胞内小器官である。
骨格筋細胞内のCa2+濃度が上昇すると、Ca2+は骨格筋細胞内に存在するCa結合性タンパク質であるトロポニンCに結合して収縮を起こす。
骨格筋細胞内に放出されたCa2+は、筋小胞体膜にあるCa2+ポンプによって再び筋小胞体に取り込まれる。
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