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第94回薬剤師国家試験 問35(改)(基礎薬学) 超音波診断法

超音波診断法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 診断用超音波の周波数は80 MHz以上である。
  2. 超音波診断装置では、超音波の反射波を画像としている。
  3. 心臓や血管内の血流検索を行う超音波診断法では、ドップラー効果を利用している。
  4. 微小気泡は超音波をほとんど反射しないので、エコー信号の増強効果はない。

解答・解説

解答
2、3

解説
1 誤
診断用超音波の周波数は2〜20MHzである。

2 正
超音波診断法では、反射された超音波を捉え、反射波の受信に要する時間から対象物質までの距離、反射波の振動の大きさから対象物の密度を分析し、画像化することができる。

3 正
超音波診断法では、ドップラー効果を利用して体内で動きのあるもの(血液の動きなど)を確認することができる。

4 誤
空気は、血液や生体成分との音響インピーダンスの差が大きいため、生体内で音波反射体となる。このことから、微小気泡は、超音波診断法における造影剤として利用されており、エコー信号を増強する作用を有する。

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