超音波診断法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 診断用超音波の周波数は80 MHz以上である。
- 超音波診断装置では、超音波の反射波を画像としている。
- 心臓や血管内の血流検索を行う超音波診断法では、ドップラー効果を利用している。
- 微小気泡は超音波をほとんど反射しないので、エコー信号の増強効果はない。
超音波診断法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 正 4 誤解答・解説
2、3
1 誤
診断用超音波の周波数は2〜20MHzである。
超音波診断法では、反射された超音波を捉え、反射波の受信に要する時間から対象物質までの距離、反射波の振動の大きさから対象物の密度を分析し、画像化することができる。
超音波診断法では、ドップラー効果を利用して体内で動きのあるもの(血液の動きなど)を確認することができる。
空気は、血液や生体成分との音響インピーダンスの差が大きいため、生体内で音波反射体となる。このことから、微小気泡は、超音波診断法における造影剤として利用されており、エコー信号を増強する作用を有する。
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