ヒトの胃に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- 胃は、食道に続く幽門から始まり、十二指腸に至る噴門で終わる。
- ガストリンは、噴門部で産生され、胃酸やペプシノーゲン分泌を促進する。
- 胃腺の表層粘液細胞と粘液頸(副)細胞は、ムチンを分泌する。
- 壁細胞は、殺菌作用のある胃酸を分泌する。
- 主細胞は、ペプシノーゲンを分泌する。
◉関連問題を解いて理解を深めよう
ヒトの胃に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤っている 3 正しい 4 正しい 5 正しい解答・解説
1、2
1 誤っている
胃は食道に続く噴門から始まり、十二指腸に至る幽門で終わる。
ガストリンは幽門部にあるG細胞から分泌される。
胃全体に分布する表層粘液細胞と粘液頸(副)細胞は、ムチンを分泌する。
胃の壁細胞には、ヒスタミンH2受容体、ムスカリンM3受容体、ガストリン受容体が存在しており、殺菌作用のある胃酸(塩酸)を分泌する。
ペプシノーゲンは主細胞から分泌され、胃酸によりペプシンに変換されタンパク質の分解に関与する。
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