ヒトの皮膚に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 表皮は、真皮側から基底層、有棘層、顆粒層、淡(透)明層、角質層からなり、角質層のケラチノサイトは、無核の死細胞である。
- 表皮中のメラノサイトは、赤外線を吸収することで皮膚を保護している。
- メルケル細胞は、真皮に存在し感覚ニューロンと接触して機械的刺激に対する受容器として働く。
- ランゲルハンス細胞は、表皮の有棘層に主に存在する樹状細胞であり、抗原提示能力がある。
◉関連問題を解いて理解を深めよう
ヒトの皮膚に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正解答・解説
1、4
1 正
表皮は、真皮側から基底層、有棘層、顆粒層、淡(透)明層、角質層からなる。角質層は扁平化した角化細胞(ケラチノサイト)が十数層重なっている。
基底細胞間にあるメラノサイトは、紫外線を吸収することで皮膚を保護している。
メルケル細胞は、表皮の基底膜に存在し感覚ニューロンと接触して機械的刺激に対する受容体として作用する。
ランゲルハンス細胞は、表皮の有棘層に主に存在する樹状細胞であり、抗原提示能を有しており、マクロファージに近い細胞系列の表皮免疫担当細胞として機能する。
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