細菌及びウイルスに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 大腸菌は、グラム陰性菌であり、毒素を産生するものがある。
- 破傷風菌は、皮膚の創傷面から感染する嫌気性菌で、毒素を産生しない。
- ウイルスは、細胞を含まない人工培地でも増殖することができる。
- B型肝炎ウイルスは、ヒトに持続感染する。
細菌及びウイルスに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正解答・解説
1、4
1 正
大腸菌は、グラム陰性桿菌であり、その中には毒素原性大腸菌、腸管出血性大腸菌など毒素を産生するものがある。
破傷風菌は、グラム陽性有芽胞桿菌偏性嫌気性菌であり、神経毒作用を示す破傷風毒素を産生する。
ウイルスは、細胞を含まない人工培地では増殖できない。
B型肝炎ウイルスは、免疫能が正常な成人に感染した場合、非持続感染の経過をとるが、免疫能が十分でない成人、小児に感染した場合、持続感染を起こすことがある。
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