酵素反応に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ミカエリス(Michaelis)定数(Km)は、反応速度が最大値(Vmax)の半分となるときの酵素濃度である。
- 酵素に競合的阻害剤を加えても、Michaelis定数(Km)は阻害剤非存在下と変わらない。
- Michaelis定数(Km)が大きいほど、酵素と基質の親和性が低い。
- Michaelis-Menten型酵素に競合的阻害剤を加えても、反応速度の最大値(Vmax)は阻害剤非存在下と変わらない。
酵素反応に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 正解答・解説
3、4
1 誤
ミカエリス(Michaelis)定数(Km)は、反応速度が最大値(Vmax)の半分となるときの基質濃度であり、Kmが小さいほど酵素と基質との親和性が高い。
酵素に競合的阻害剤を加えると、阻害剤非存在下と比較して、反応速度の最大値(Vmax)は変化しないが、Michaelis定数(Km)は大きくなる。
解説1参照
解説2参照
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