オピオイド受容体に作用する薬物に関する記述について、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- フェンタニルは合成麻薬であり、μ受容体を刺激し、鎮痛効果はモルヒネよりも強い。
- ナロキソンは、オピオイド受容体を特異的に遮断するため、急性のモルヒネ中毒の治療に用いられる。
- ペチジンは麻薬に指定されていない鎮痛薬で、中枢神経興奮作用がある。
- ペンタゾシンは、κ受容体刺激作用と弱いμ受容体遮断作用を有する鎮痛薬である。
- モルヒネは、第Ⅲ脳神経(動眼神経)核に作用して散瞳をきたし、化学受容器引金帯を直接刺激するために、悪心・嘔吐を生じる。
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