ビタミンの欠乏に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 米のビタミンB1は、精米してもほとんど失われない。
- 胃の切除により、ビタミンB12の欠乏症を引き起こすことがある。
- パントテン酸は、腸内細菌に利用されるので欠乏しやすい。
- ヒトはビタミンCを合成できないが、合成できる哺乳動物もいる。
ビタミンの欠乏に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
ビタミンB 1は、米糠に多く含まれているため、精米した米にはほとんどビタミンB 1が含まれていない。
ビタミンB 12が吸収されるためには胃の壁細胞から分泌される内因子が必要である。胃を切除すると内因子の分泌量が低下するため、ビタミンB12の欠乏症を引き起こすことがある。
パントテン酸は、腸内細菌により生合成されるとともに多くの食品に含まれているため、欠乏症を起こしにくい。
ヒトはビタミンCを合成することができないため、食事から摂取する必要があるが、ビタミンCを合成できる哺乳動物も存在する。
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