エイコサノイドに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- エイコサノイドには、プロスタグランジン類、ロイコトリエン類の他にアンギオテンシン類が含まれる。
- リポキシゲナーゼは、プロスタグランジン類生成を触媒する酵素群の一つである。
- ロイコトリエンC4は、気管支平滑筋を収縮させる作用をもつ。
エイコサノイドに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正解答・解説
3
1 誤
エイコサノイドとは、炭素数20個の不飽和脂肪酸の代謝物の総称であり、アラキドン酸から生成されるものが多く、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなどがある。なお、アンギオテンシン類は、アンギオテンシノーゲンから生成されるオータコイドであり、エイコサノイドには含まれない。
リポキシゲナーゼは、ロイコトリエン(LT)を生成する酵素である。
ロイコトリエンC4は、ケミカルメディエーターであり、気管支平滑筋を収縮させる作用を示すとともに血管透過性を亢進させる作用を有する。
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