ウイルスに関する記述のうち、誤っているはどれか。2つ選べ。
- ウイルスはそのゲノムの分子種によって、DNAウイルスとRNAウイルスとに大別される。
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)はDNAウイルスで、ゲノム中に逆転写酵素をコードしている。
- 一般にウイルスは、宿主細胞の細胞膜上のウイルス受容体に結合した後、細胞内に侵入する。
- 小児麻痺(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって引き起こされる。
ウイルスに関する記述のうち、誤っているはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤っている 3 正しい 4 正しい解答・解説
2
1 正しい
ウイルスはゲノムを構成する核酸の種類によりDNAウイルス、RNAウイルスに大別される。DNAウイルス、RNAウイルスはそれぞれゲノムとしてDNA(二本鎖DNA、一本鎖DNA)、RNA(二本鎖RNA、一本鎖RNA)を有している。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)はRNAウイルスで、ゲノム中に逆転写酵素をコードしており、RNAを鋳型としてDNAを合成することができる。
一般にウイルスは、ウイルス粒子表面のタンパク質を宿主細胞膜上の受容体に結合させることで宿主細胞へ侵入する。
小児麻痺(急性灰白髄炎)は、ピコナウイルス科に属するポリオウイルスにより引き起こされる。
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