日本薬局方一般試験法液体クロマトグラフ法において、理論段数N及び分離度RSは次式で示される。
tR:物質の保持時間。
W0.5h:ピーク高さの中点におけるピーク幅。
ただし、tR、W0.5hは同じ単位を用いる。
tR1、tR2:分離度測定に用いる二つの物質の保持時間。ただし、tR1<tR2
W0.5h1、W0.5h2:それぞれのピークの高さの中点におけるピーク幅。
ただし、tR1、tR2、W0.5h1、W0.5h2は同じ単位を用いる。
次の記述について、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ピーク高さと保持時間が同じなら、ピークが鋭いほど理論段数は大きい。
- ピーク高さの中点におけるピーク幅が同じなら、保持時間が短いほど理論段数は大きい。
- 2つの物質の保持時間が同一であるなら、分離度は0(ゼロ)である。
- 2つの物質の保持時間の差が同一であるなら、2つの物質のピークが鋭いほど分離度は大きい。
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