解答
1、3
解説
1 正
モル伝導率とは、電解質1 mol当たりの電気伝導性を表す量である。モル伝導率Λmは、電気伝導率κをモル濃度cで割ることで求められる。

2 誤
モル伝導率は、陽イオンと陰イオンの移動しやすさで決まる。NaClではNa+とCl-が電気伝導に影響し、NaOHではNa+とOH-が電気伝導に影響する。OH-はCl-よりもモル伝導率が大きいため、NaOHのモル伝導率はNaClよりも大きくなる。
3 正
極限モル伝導率とは、電解質が無限希釈された状態でのモル伝導率である。濃度がゼロに近づくと、イオン間相互作用が小さくなり、各イオンが最も自由に移動できる状態に近づく。このときのモル伝導率を極限モル伝導率という。
4 誤
希薄溶液において、強電解質のモル伝導率を濃度の平方根に対してプロットしたときに直線関係が成立する法則をコールラウシュの平方根則という。なお、デバイ・ヒュッケルの極限則は、希薄溶液における活量係数とイオン強度の関係を表す法則である。
5 誤
H+は水溶液中で、通常のイオンのようにそのまま移動するだけでなく、水素結合を介してプロトンが受け渡されるように移動する。この特殊な移動機構により、他の陽イオンに比べてH+は非常に大きな極限モル伝導率を示す。
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