人生の最終段階の医療・ケアについて、健康状態が良好なうちから、本人が家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組みを意味するのはどれか。1つ選べ。
- グリーフケア
- リビング・ウィル
- インフォームド・コンセント
- ファーマシューティカルケア
- アドバンス・ケア・プランニング
人生の最終段階の医療・ケアについて、健康状態が良好なうちから、本人が家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組みを意味するのはどれか。1つ選べ。
解答
5
解説
人生の最終段階における医療やケアでは、患者本人の価値観や希望を尊重した意思決定が重要とされている。現在の医療では、患者本人を中心として、家族や医療・ケアチームが話し合いながら将来の医療方針を共有することが推奨されている。このような取組みをアドバンス・ケア・プランニングという。
1 誤
グリーフケアとは、家族や身近な人を亡くしたことによる深い悲しみ(グリーフ)を抱えた遺族に対し、心理的支援を行うことで悲嘆からの回復を支援するケアである。
2 誤
リビング・ウィルとは、自分が意思表示できなくなった場合に備えて、延命治療の希望などを事前に文書で示しておく意思表示書である。
3 誤
インフォームド・コンセントとは、医療者が治療内容や期待される効果、リスクなどを説明し、患者が理解・納得した上で治療に同意する過程を指す。主に現在行う医療行為に対する同意を意味する。
4 誤
ファーマシューティカルケアとは、薬剤師が薬物療法を通じて患者の利益を最優先に考え、健康状態や生活の質(QOL)の向上を目指して行うケアのことである。
5 正
アドバンス・ケア・プランニングとは、将来、病状の悪化などによって本人の意思表示が難しくなる場合に備えて、本人を主体として家族や医療・ケアチームとあらかじめ繰り返し話し合い、価値観や希望する医療・ケアを共有しておく取組みである。
コメント