安全キャビネット内での調製が最も推奨されるのはどれか。1つ選べ。
- ファモチジン注射液
- パクリタキセル注射液
- ノルアドレナリン注射液
- フェンタニルクエン酸塩注射液
- 注射用ドリペネム
安全キャビネット内での調製が最も推奨されるのはどれか。1つ選べ。
解答
2
解説
注射剤などの無菌製剤を調製する際には、無菌性の確保と調製者の安全確保の両方を考慮する必要がある。
そのため、薬剤の性質によって使用する設備が異なる。安全キャビネット(クラスⅡ以上)は、前面から空気を取り込み、HEPAフィルタを通して清浄化した空気を循環・排気することで、製品の無菌性の確保、調製者の曝露防止を同時に実現する装置である。この装置は、細胞毒性や発がん性などの危険性を有する薬剤(抗がん剤など)の調製に用いられる。
パクリタキセルは、タキサン系に分類される抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)である。抗がん剤は、発がん性、催奇形性、生殖毒性、臓器毒性などを有する場合があり、調製時に薬剤が微量でも飛散すると、吸入や皮膚接触によって医療従事者に健康被害を及ぼす可能性がある。そのため、抗がん剤の調製は、外部への薬剤拡散を防ぐ構造を持つ安全キャビネット内で行うことが推奨される。
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