亜急性脊髄視神経症(subacute myelo-optico-neuropathy)を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか。1つ選べ。
- サリドマイド
- クロロキン
- キノホルム
- ソリブジン
- ペニシリン
亜急性脊髄視神経症(subacute myelo-optico-neuropathy)を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか。1つ選べ。
解答
3
解説
1 誤
サリドマイド
催眠鎮静薬として販売されていたが、妊婦が服用すると胎児に四肢欠損などの先天異常(アザラシ肢症)を引き起こすことが明らかとなり、大きな薬害事件となった。
2 誤
クロロキン
抗マラリア薬や腎疾患の治療薬として使用されていたが、長期使用によりクロロキン網膜症を引き起こし、視力障害の原因となった。
3 正
キノホルム
整腸剤として広く使用されていた医薬品である。この薬剤の服用により亜急性脊髄視神経症(SMON)が発生することが明らかとなり、大きな社会問題となった。この薬害事件は、日本における医薬品安全対策の強化につながり、医薬品副作用被害救済制度の創設のきっかけとなった。
4 誤
ソリブジン
抗ヘルペスウイルス薬として販売されていたが、フルオロウラシル系抗がん薬(5-FUなど)との併用により代謝阻害が起こり、重篤な骨髄抑制などの副作用を引き起こした。
5 誤
ペニシリン
代表的な抗生物質であり、アナフィラキシーショックが問題となった。
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