前立腺がんの治療に用いられるのはどれか。1つ選べ。
- ナフトピジル
- ダナゾール
- デガレリクス
- レトロゾール
- タダラフィル
解答・解説
解答
3
解説
前立腺がんは、男性ホルモンであるアンドロゲン(主にテストステロン)に依存して増殖する性質を持つ。
そのため、前立腺がんの治療ではアンドロゲン分泌を抑制またはアンドロゲン作用を遮断する内分泌療法(ホルモン療法)が重要となる。
デガレリクスは、GnRH受容体拮抗薬(GnRHアンタゴニスト)であり、下垂体のGnRH受容体を直接遮断することで、LH分泌を抑制し、精巣からのテストステロン産生を低下させる作用を有するため、前立腺がんの治療に用いられる。
1 誤
ナフトピジルは、α1受容体遮断薬であり、前立腺や尿道の平滑筋を弛緩させるため、前立腺肥大症による排尿障害に用いられる。
2 誤
ダナゾールは、エチステロン誘導体であり、下垂体からの性腺刺激ホルモン分泌を抑制する作用を示すとともに子宮内膜組織に直接作用することで子宮内膜組織を萎縮させるため、子宮内膜症の治療に用いられる。
3 正
4 誤
レトロゾールは、アロマターゼ阻害薬であり、アンドロゲンからエストロゲンへの変換を阻害するため、閉経後乳がんの治療に用いられる。
5 誤
タダラフィルは、ホスホジエステラーゼⅤ阻害薬であり、cGMP分解を抑制することで血流改善作用を示すため、勃起不全、前立腺肥大症による排尿障害の治療に用いられる。






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