A群β溶連菌感染に続発することが多いのはどれか。1つ選べ。
- 急性腎炎症候群
- 急速進行性腎炎症候群
- 慢性腎炎症候群
- 反復性/持続性血尿症候群
- ネフローゼ症候群
A群β溶連菌感染に続発することが多いのはどれか。1つ選べ。
解答
1
解説
A群β溶血性連鎖球菌(A群β溶連菌)は、咽頭炎や扁桃炎などの感染症を引き起こす代表的な細菌である。この感染症の1~3週間後に、免疫反応によって腎臓の糸球体に炎症が起こることがあり、これを急性糸球体腎炎という。急性糸球体腎炎では臨床的に急性腎炎症候群を呈する。
【発症の仕組み】
溶連菌感染後に体内で作られた抗体が、菌の抗原と結合して抗原抗体複合体(免疫複合体)を形成する。この免疫複合体が腎臓の糸球体に沈着し、炎症反応を引き起こすことで発症する。
【主な症状】
急性腎炎症候群では次のような症状がみられる。
血尿(コーラ色尿)、蛋白尿、浮腫(むくみ)、高血圧、乏尿
多くの場合、小児に多くみられ、安静や対症療法により自然軽快することが多い。
コメント