解答
1、4
解説
本問は、グラフから酵素と基質(グルコース)の親和性(Km)を読み取る問題である。グラフを見ると、酵素Bによる反応では、低いグルコース濃度から反応速度が上昇している、一方、酵素Aによる反応ではグルコース濃度が高くならないと反応速度が上昇しない。
これらのことから、酵素B(Kmが小さい)は基質との親和性が高く、酵素A(Kmが大きい)は基質との親和性が低いと判断できる。
1 正
酵素Aは、基質濃度が高くならないと反応速度が上昇しないため、基質との親和性が低い酵素である。
2 誤
酵素Bは低濃度の時点でほぼ最大活性に達しているため、グルコース濃度が増加しても反応速度は大きく変化しない。よって、グルコース濃度が5 mmol/Lから10 mmol/Lに増加しても、酵素Bの反応初速度は約2倍とはならない。
3 誤
問題文に「グルコース→グルコース-6-リン酸を生成する反応を触媒する」と記載されていることから酵素Aは、リン酸化酵素(キナーゼ)であると考えられる。なお、ホスファターゼは脱リン酸化反応に関与する酵素である。
4 正
酵素Bは生成物であるグルコース-6-リン酸によるフィードバック阻害を受けるため、酵素Bが触媒する反応は、グルコース6-リン酸の濃度が上昇すると抑制される。
5 誤
基質との親和性が低く、高血糖時に働く酵素A(グルコキナーゼ:ヘキソキナーゼⅣ)は主に肝臓に存在する。一方、基質との親和性が高い酵素B(ヘキソキナーゼⅠ〜Ⅲ)は骨格筋など全身の組織に存在する。
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