プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- リュープロレリン
- タモキシフェン
- ジエノゲスト
- エンザルタミド
- デュタステリド

プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
解答
3
解説
ジエノゲストは、黄体ホルモン製剤であり、プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制する。
1 誤
リュープロレリンは、GnRH受容体アゴニストであり、持続的にGnRH受容体を刺激し、GnRH受容体のダウンレギュレーションを誘発することで卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)の分泌を抑制する。
2 誤
タモキシフェンは、エストロゲン受容体調節薬であり、主に乳腺において、抗エストロゲン作用を示すが、子宮内膜、骨、肝臓において、エストロゲン作用を示す。
3 正
前記参照
4 誤
エンザルタミドは、抗アンドロゲン薬であり、前立腺細胞のアンドロゲン受容体を遮断する。
5 誤
デュタステリドは、5α還元酵素阻害薬であり、非選択的に5α還元酵素を阻害する。
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