第110回薬剤師国家試験 問153 外科的手術時に用いられる薬物 2025 4/07 第110回薬剤師国家試験 外科的手術時に用いられる薬物に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 血液/ガス分配係数の大きい吸入麻酔薬ほど、麻酔の導入は速い。 最小肺胞濃度(MAC)の大きい吸入麻酔薬ほど、麻酔作用は強い。 デクスメデトミジンは、アドレナリンα2受容体を刺激することで、鎮痛及び鎮静作用を生じる。 チアミラールは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に結合することで、意識消失を生じる。 ケタミンは、ヒスタミンH1受容体を遮断することで、不動化(筋弛緩)を起こす。 解答・解説 解答 3、4 解説 1 誤 血液/ガス分配係数の大きい吸入麻酔薬ほど、麻酔の導入は遅い。 2 誤 最小肺胞濃度(MAC)の大きい吸入麻酔薬ほど、麻酔作用は強い。 3 正 デクスメデトミジンは、アドレナリンα2受容体を刺激することで、鎮痛及び鎮静作用を示す。 4 正 チアミラールは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に結合し、催眠・鎮静作用を示す。 5 誤 ケタミンは、NMDA受容体を非競合的に阻害し、強い鎮静作用を示す。 第110回薬剤師国家試験 よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! 第110回薬剤師国家試験 問152 自律神経系に作用する薬 第110回薬剤師国家試験 問154 抗てんかん薬 関連記事 第110回薬剤師国家試験 問167 2025年3月31日 第110回薬剤師国家試験 問130 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問342 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問338 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問318〜319 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問306〜307 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問276〜277 2025年3月30日 第110回薬剤師国家試験 問274〜275 2025年3月30日 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 メール サイト
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