下図の1〜5は、既存薬Xを対照とした新薬Yの非劣性を検討した5つの臨床試験の結果について、両群の差の95%信頼区間を示したものである。あらかじめ設定された非劣性マージンが-Δのとき、両側5%水準で非劣性が結論づけられるのはどれか。1つ選べ。
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目次
下図の1〜5は、既存薬Xを対照とした新薬Yの非劣性を検討した5つの臨床試験の結果について、両群の差の95%信頼区間を示したものである。あらかじめ設定された非劣性マージンが-Δのとき、両側5%水準で非劣性が結論づけられるのはどれか。1つ選べ。
解答
4
解説
非劣性試験とは、被験薬(新薬Y)が実対照薬(既存薬X)に比べて非劣性マージン以上に劣ることはないことを示す試験である。非劣性マージン(-Δ)とは、被験薬(新薬Y)が実対照薬(既存薬X)よりも劣る幅として臨床的に許容される最大レベルのことである。新薬Yが非劣性マージンが-Δのとき、両側5%の水準で非劣性が結論づけられるのは、95%信頼区間が-Δよりも新薬Yが優れるにある場合(選択肢4)である。
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