禁煙補助薬として用いられるニコチン性アセチルコリン受容体部分刺激薬はどれか。1つ選べ。
- シアナミド
- ナロキソン
- ニコチン
- バレニクリン
- フルマゼニル
禁煙補助薬として用いられるニコチン性アセチルコリン受容体部分刺激薬はどれか。1つ選べ。
解答
4
解説
1 誤
シアナミドは、アルデヒドデヒドロゲナーゼを阻害し、肝臓でのエタノールの代謝を抑制することでアセトアルデヒドを蓄積させる作用を有しており、酒量抑制剤として用いられる。
2 誤
ナロキソンは、中枢神経においてオピオイドμ受容体遮断作用を有しており、モルヒネによる呼吸抑制を改善する目的で用いられる。
3 誤
ニコチンは、ニコチン性アセチルコリン受容体刺激作用を有しており、禁煙補助薬として用いられる。
4 正
バレニクリンは、α4β2ニコチン受容体部分刺激作用を有しており、禁煙補助薬として用いられる。
5 誤
フルマゼニルは、ベンゾジアゼピン受容体を遮断する作用を有しており、ベンゾジアゼピン系薬による呼吸抑制を改善する目的で用いられる。
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