解答
2
解説
1 誤
クリンダマイシンは、細菌のリボソームの大サブユニット(50Sサブユニット)に結合し、ペプチジル–tRNAの転位反応を抑制することによりタンパク質の合成を阻害する。
2 正
ストレプトマイシンは、細菌の小サブユニット(30Sサブユニット)に結合し、タンパク質の合成を阻害する。
3 誤
リネゾリドは、リボソーム50Sサブユニットに結合し、70S開始複合体の形成を阻害する。
4 誤
エリスロマイシンは、細菌の大サブユニット(50Sサブユニット)に結合し、ペプチジル–tRNAの転位反応を抑制することでタンパク質合成を阻害する。
5 誤
クロラムフェニコールは、細菌の大サブユニット(50Sサブユニット)に結合し、ペプチジルトランスフェラーゼを阻害することでペプチド転位反応を抑制する。