プラスミンによるフィブリン溶解を抑制することで、止血作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- トラネキサム酸
- アルテプラーゼ
- カルバゾクロム
- プロタミン
- フィトナジオン

プラスミンによるフィブリン溶解を抑制することで、止血作用を示すのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
1
1 正
トラネキサム酸は、プラスミノーゲンやプラスミンのリジン結合部位に結合することでフィブリン分解を阻害する。
アルテプラーゼは、プラスミノゲンを活性化してプラスミンを産生することによりフィブリンの分解を促進する。
カルバゾクロムは、細血管に作用し、血管透過性抑制作用、血管抵抗増強作用を示す。
プロタミンは、ヘパリンナトリウムの解毒薬として用いられる。
フィトナジオンは、肝臓において第Ⅱ因子(プロトロンビン)や第Ⅶ、第Ⅸ、第Ⅹ因子の合成を促進し、止血作用を示す。
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