心筋収縮力及び心拍数を低下させ、労作性狭心症発作を予防するのはどれか。1つ選べ。
- 硝酸イソソルビド
- チクロピジン
- ピモベンダン
- アテノロール
- デノパミン
心筋収縮力及び心拍数を低下させ、労作性狭心症発作を予防するのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 誤解答・解説
4
1 誤
硝酸イソソルビドは、体内で一酸化窒素(NO)を遊離し、血管平滑筋の可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化することでGTPからcGMPの生成を増大させ、血管拡張作用を示す 。
チクロピジンは、ADP受容体のサブタイプであるP2Y12を特異的に阻害し、アデニル酸シクラーゼを活性化することで血小板凝集抑制作用を示す。
ピモベンダンは、ホスホジエステラーゼⅢを阻害するとともに心筋のトロポニンCのCa2+に対する感受性を増大させ、心収縮力を増大させる。
アテノロールは、選択的β1受容体遮断薬であり、心筋収縮力及び心拍数を低下させ、労作性狭心症発作を予防する。
デノパミンは、アドレナリンβ1受容体を刺激することで心機能亢進作用(心筋収縮力増強、心拍数増加、心拍出力増加)を示す。
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