薬物の血中濃度(C)の経時変化が下図のようになったため、体循環コンパートメントと末梢コンパートメントからなる線形2–コンパートメントモデルで解析し、次の式の形で表した。
ただし、A、B、α、βは定数、tは時間であり、投与量をDとする。このときの薬物動態パラメータに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 終末相(β相)における消失速度定数(β)は、図の②の部分の傾きから求められる。
- 分布相(α相)における消失速度定数(α)は、図の①の部分の傾きから求められる。
- 血中濃度時間曲線下面積は、(A+B)/(a+b)で表すことができる。
- 投与直後の薬物血中濃度はA+Bで表すことができる。
- 体循環コンパートメントの分布容積はD/Aで表すことができる。
コメント