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第107回薬剤師国家試験 問126(理論問題) 職業性疾病と有害要因 

職業性疾病と有害要因に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 精神障害やメンタルヘルス不調は、強い不安やストレスを感じる心理社会的要因により発症する。
  2. レイノー病は、電離放射線の曝露による物理的要因により発症する。
  3. けい肺や石綿肺は、粉じんの曝露による化学的要因により発症する。
  4. 細菌感染症やウイルス感染症は、病原体との接触による生物的要因により発症する。
  5. 頸肩腕症候群は、VDT(visual display terminal)作業による作業態様要因により発症する。

解答・解説

解答

解説
1 正しい
神経障害やメンタルヘルス不調は、強い不安やストレスを感じる心理社会的要因により発症する。近年、精神障害、メンタルヘルス不調により休業する労働者が増加している。

2 誤っている
レイノー病は、振動工具(チェーンソー、削岩機など)を長時間使用した時の局所振動の曝露により発症する。

3 正しい
けい肺や石綿肺は、粉じん(空気中に浮遊する固体の微粒子)の曝露による化学的要因により発症する。なお、けい肺は採石などによる二酸化ケイ素の吸引で発症し、石綿肺はアスベスト(石綿)の吸引で発症する。

4 正しい
細菌感染症やウイルス感染症は、病原体(結核菌、インフルエンザウイルス、肝炎ウイルスなど)との接触による生物的要因により発症する。

5 正しい
頸肩腕症候群は、パソコンなどの操作を行うVDT(visual display terminal)作業による作業態様要因により発症する。

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