肝臓のタンパク質合成能の指標となるのはどれか。1つ選べ。
- アルカリホスファターゼ(ALP)
- コリンエステラーゼ(ChE)
- クレアチンキナーゼ(CK)
- γ–グルタミルトランスペプチダーゼ(γ–GTP)
- 乳酸脱水素酵素(LDH)
肝臓のタンパク質合成能の指標となるのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
1 誤
アルカリホスファターゼ(ALP)は、肝臓、骨、腸などに多く含まれている酵素であり、閉塞性黄疸、胆管炎、甲状腺機能亢進症、骨腫瘍、薬剤性肝障害で高値を示す。
コリンエステラーゼ(ChE)は、肝臓で合成されるタンパク質であり、肝臓のタンパク質合成能の指標となる。
クレアチンキナーゼ(CK)は、主に骨格筋、心筋、平滑筋などに含まれている酵素であり、筋肉障害により高値を示す。
γ–グルタミルトランスペプチダーゼ(γ–GTP)は、肝・胆道系の閉塞、アルコール性肝障害で高値を示す。
乳酸脱水素酵素(LDH)は、体内の各組織に広く分布している酵素であり、心疾患、肝疾患、悪性腫瘍などで高値を示す。
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