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第105回薬剤師国家試験 問67

クラミジアに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 淋病の起因菌である。
  2. 細胞内寄生菌である。
  3. 細胞壁にペプチドグリカンを有する。
  4. 宿主はダニである。
  5. 感染症にはβ–ラクタム系抗菌薬が有効である。

解答・解説

解答
2

解説
1 誤
淋病の起因菌は、淋菌である。

2 正
クラミジアは偏性細胞内寄生菌であり、鳥類や哺乳類に感染して存在している。

3 誤
クラミジアは、細胞壁にペプチドグリカンを有していない。

4 誤
解説2参照

5 誤
β−ラクタム系抗菌薬は、ペプチドグリカン層の合成を阻害し、抗菌作用を示すため、クラミジア感染症には無効である。

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