骨格筋の壊死と再生を繰り返し、徐々に筋萎縮や筋力低下が進行する遺伝性の疾患はどれか。1つ選べ。
- 重症筋無力症
- 筋ジストロフィー
- 皮膚筋炎
- 多発性硬化症
- ギラン・バレー症候群

骨格筋の壊死と再生を繰り返し、徐々に筋萎縮や筋力低下が進行する遺伝性の疾患はどれか。1つ選べ。
解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
解答
2
骨格筋の壊死と再生を繰り返し、徐々に筋萎縮や筋力低下が進行する遺伝性の疾患は「筋ジストロフィー」である。
1 誤
重症筋無力症は、神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体に対する自己抗体が産生されることによって発症する自己免疫疾患である。
皮膚筋炎は、主に体幹や四肢近位筋、頸筋、咽頭筋などの筋力低下を呈する自己免疫性の炎症性疾患である。
多発性硬化症は、炎症により髄鞘が壊れ、様々な症状を呈する中枢神経系の脱髄疾患である。
ギランバレー症候群は、感染やワクチン接種などに続発して免疫異常を生じることによって発症する末梢神経系の炎症性脱髄性疾患である。
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