86歳男性。脳梗塞のため在宅療養中である。薬剤師が訪問した際、仙骨部に褥瘡があることがわかった。褥瘡の状態は、滲出液を伴う赤色肉芽(赤色期)が主で、壊死組織(黄色期)はわずかであった。薬剤師が医師に処方提案する医薬品として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 酸化亜鉛軟膏
- スルファジアジン銀クリーム
- 精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏
- アルプロスタジルアルファデクス軟膏
- メチルイソプロピルアズレン軟膏
86歳男性。脳梗塞のため在宅療養中である。薬剤師が訪問した際、仙骨部に褥瘡があることがわかった。褥瘡の状態は、滲出液を伴う赤色肉芽(赤色期)が主で、壊死組織(黄色期)はわずかであった。薬剤師が医師に処方提案する医薬品として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
3
褥瘡の状態が、滲出液を伴う赤色肉芽(赤色期)が主で、壊死組織(黄色期)はわずかであることから、滲出液吸収作用があり、感染症をコントロールすることができる「精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏」が適切である。
1 誤
酸化亜鉛軟膏は、肉芽形成促進させる目的で用いられる。
スルファジアジン銀クリームは、滲出液が少なく、感染を伴う褥瘡に用いられる。
アルプロスタジルアルファデクス軟膏は、びらん・浅い褥瘡の上皮化を促進する目的で用いられる。
メチルイソプロピルアズレン軟膏は、湿潤環境を保持しながら創面を保護を図る、肉芽形成促進させる目的で用いられる。
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