薬物の生体内分布に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 腎臓や小腸粘膜の毛細血管は有窓内皮であるため、低分子薬物は窓構造に存在する小孔を介して毛細血管を透過できる。
- 皮下に投与された分子量5,000以下の薬物は、毛細血管よりも毛細リンパ管に移行しやすい。
- アルブミンは血漿中に約4g/dL 存在し、プロプラノロールやイミプラミンのような塩基性薬物と強く結合する。
- プラバスタチンは肝細胞の血液側細胞膜に発現する有機アニオントランスポーターOATP1B1を介して細胞内に取り込まれる。
- 血漿タンパク結合率が高い弱酸性薬物は、乳汁中への移行性が高い。
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