抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- アタザナビルは、非ヌクレオシド系薬であり、逆転写酵素を阻害する。
- アバカビルは、HIVプロテアーゼを阻害する。
- ドルテグラビルは、HIV インテグラーゼを阻害する。
- マラビロクは、C–C Chemokine Receptor 5(CCR5)を遮断する。
- リルピビリンは、RNA ポリメラーゼを阻害する。

抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 正 5 誤解答・解説
3、4
1 誤
アタザナビルは、HIVプロテアーゼの活性部位に結合し、ウイルスタンパク質の産生を抑制する。
アバカビルは、HIV感染細胞内で三リン酸化体となり、逆転写酵素を阻害し、RNAからDNAの合成を阻害することによりウイルス増殖を抑制する。
リルピビリンは、HIV–1の逆転写酵素の活性部位の近くにある疎水性ポケットに結合し、酵素活性を阻害する。
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